観客は雨が降ることが解っていたからか空席が目立ったマーティンズビル。行かなかった人は残念と言えるくらいマーティンズビルらしい荒れた内容でした。

序盤はマクマーレーやアルメンディンガーが頑張っていました。
しかし、ロガーノがピット位置やリスタートの良さでレースを支配します。 そこにケセロウスキーやハービックが絡む形です。

ロガーノとケセロウスキーは「リスタート時にイン側が減速してアウト側を前に入れてやる」というチームプレイで盤石の状態を築きました。

ところが、死神ケンゼスが上がってくるという厄介な展開に。
ペンスケ勢としてはケンゼスに何をされるか解らない状況なので、細心の注意を払わなければいけないのですが、ケセロウスキーがやらかしてしまいました。

リスタートでケセロウスキーがケンゼスに体当たりして撃墜してしまいます。
昨年の一件があるだけに「やられる前にやっつける」という考えだったのかもしれませんが、ケンゼスはノンチェイサーなのでクラッシュさせても全く意味が無いです。

ケンゼスは返す刀でロガーノを撃墜します。
ロガーノが言うようにカンザスでのクラッシュとは全く意味合いが違うので、ケンゼスは腰抜けというか卑怯者です。
レース中ロガーノはケンゼスにぶつけられないようにしっかり道を譲ってましたし。
怒るのは当然でしょう。

ただ、同じペンスケのケセロウスキーから仕掛けてしまった以上、仕方ない面もあると思います。

ケセロウスキーはその前もピット出口でわざとブレーキをかけていました。ハービックをアウト列に追いやろうとしていたのだと思います。
ハービックが慌ててブレーキをかけた結果、カートブッシュと接触してしまい優勝争いから脱落します。

ケセロウスキーは潰し屋としていい仕事をしましたが、自分もチェイスを争っている事を忘れてしまっていたようです。

レースは焼け野原となって誰も居なくなった結果、ジェフ・ゴードンが今シーズン初優勝となりました。
今シーズンは全くと言って見せ場がありませんでしたが、たった1勝によりシーズン4位以内が確定です。

ゴードンはホームステッドの優勝経験もありますし、昨年もノンチェイサーの中では一番速かったので、シーズン4位以内どころかチャンピオンに王手だと思います。

そんなこんなで前回のタラデガが消化不良だっただけに、マーティンズビルは倍返しの内容でした。
今年も残す所あと3戦となりましたが、まだまだ見どころがありそうで何よりです。