NASCAR2015第31戦カンザス

ポールはケセロウスキーでしたが何か違反があったようでピットボックスの優先順位を取り消されました。普通のモタスポならタイムが取り消しになるわけで、NASCARでもそうなるはずですが、いったいどのような違反だったのでしょうか。

レースはロガーノとマットケンゼスの争いとなりますが、ハービックは無線で色々難癖をつけていました。
問題のケンゼスのスタートは確かに少し加速しない区間を作っていたように見えます。 おそらくオフサイドトラップみたいに横の車をハメたり後ろの車のタイミングをズラしたりするためでしょう。
それでロガーノに抜かれてましたので必要なムーブでは無かったように思います。

ツイてなかったのはアーンハートJRさんです。タイアトラブル以降イエローが出ませんでした。解説の桃田さんからは「太っていて覇気がない」とバッサリ。メタボ教授基準では全然太っているようには見えませんが(´・ω・`)手厳しいです。

最後はケンゼスとロガーノのマッチレースで久々に面白い1.5マイルのレースを見たような気がします。ケンゼスの本気ブロックはいつも神がかっているわけですが、後ろを抑えきれるスピード差ではありませんでした。
相手が「ぶつかってもいい状況」かつ「ジョー・ギブスに恨みがある」というロガーノだったのもツイて無かったです。
ケンゼスにとってそんな事は百の承知だったわけですが、どんなにリスクの高かろうがブロックをするしかない状況でした。NASCARの常識からすれば露骨なブロックをしていたケンゼスの方が悪いわけですが、今のチェイスシステム特有のいい攻防が見れたと思います。

これでアーンハートJRとケンゼスは次勝たないとほぼ無理です。一方ロガーノ以外のドライバーは誰が落ちてもおかしくありません。ボーダーから一番遠い所に居るハムリンですら+18なので、クラッシュせずにトップから3秒以内にゴールしても落ちる可能性があります。

さてどうなるでしょうか。1週間後が楽しみです。 

NASCAR2015第30戦シャーロット

雨天順延でデイレースとなったシャーロット。今回からリスタートラインが解りやすくなる改善がありました。ドライバーですらラインが分かりにくいトラックもあるので、この改良は他でも推し進めていって欲しいと思います。

レースはロガーノが終始圧倒する退屈な内容でした。NASCAR側はレースを面白くしようと色々頑張っていますが、なかなか結果が残らないですね。


今回一番印象に残ったのはラーソンとブッシュがぶつかったシーンでしょうか。あれは100%ラーソンが悪いと思いますが、カイルブッシュは相変わらずツイてないです。
ただ、10点差なんて、あって無いようなラウンドですから次のレースで差を広げられなければ全く問題ありません。

 同じく今回駄目だったJRさんも今年のプレートレースの内容ならタラデガでの被クラッシュ率は低いため、まだ焦る必要は無いです。

しかし、42位だったケンゼスは流石に厳しいです。
というのもタラデガを考えた場合、ヘンドリックやスチュワートハースはサポートメンバーが豊富ですし、ペンスケはロガーノを自在に動かす事が出来ます。それに対して、ジョーギブスは4台共チェイスを争っています。ケンゼス優先の戦術を組み立てるのはこのままだと不可能です。
そういう意味でカンザスでの勝利は何としても欲しい所でしょう。

それと最近ディロンやアルミローラが上位に割り込んで来ることが多くなりました。 特にアルミローラは来シーズンチームがテコ入れさせると解説にありましたので、これから楽しみです。その一方でチームメイトのサムホは相変わらず苦労しています。来シーズンのシートがあるかどうかも不安です。
サムホについてはG+の解説陣が口を揃えて「オープンホイールでは凄かった」と言っていますが、自分も25年程アメリカのオープンホイールを見て来た中で「オーバルならサムホが歴代最強」だと思ってます。ダニカも1歩1歩着実に進歩しているのに、サムホはどうしてここまで駄目なのか不思議で仕方ありません。
 

NASCAR2015第29戦ドーバー

ジョンソンが3000周もリードしているトラックからか客の入りが寂しかった今回のドーバー。
そのジョンソンがまさかのマシントラブルに見舞われる形となりました。過去のチェイスでタイヤトラブルはありましたが、ジョンソンの車がこんな壊れ方をしたのは2006年以降記憶がありません。 

このトラックはハイバンクでスピードが出て、イン側のエスケープが無いのでビッグワン級のクラッシュが起きやすいトラックです。スタートで最後尾に回されたトゥレックスJRはコンペティションコーションがあるので、もう少し慎重に行くべきでした。
前を走っていたジェブバートンのクラッシュに巻き込まれ無かったのは運が良かったと思います。

レースは前のレース同様ハービックがチート車で他を圧倒します。フェニックスとある程度スペックが似ているロードンでハービックが速いのは想定内でしたが、ここで速いという事は相当な隠し玉を抱えている事になります。

となると前戦同様にハービックの優勝を阻止する事がジョー・ギブス勢の至上命題となりますが、ハービックを蹴落とした場合、ジョンソンが復活する可能性が出てきます。JRも春のタラデガ・昨秋のマーティンズビルを勝っているだけに他チームからすれば蹴落としておきたい相手です。

ジョー・ギブスがどういう戦術で来るかと注目しましたが、最後の最後に仕掛けて来ました。ハービックが2タイヤに対して、ケンゼスがステイアウト、カイルは4タイヤと分けて来ます。が、ハービックのチート車にはかないませんでした。

これにより13位争いが熾烈になりました。ああいう危機的な状況で、いつもダメなのがJRさんだったのですが、近年は力強くなった印象です。
7位~13位まで2点差の争いとなったラウンド1の結果、落ちたのはマクマーレーでした。次のラウンドは得意としているシャーロットとタラデガがあっただけに残念です。 

今年は1STラウンドからハイレベルな争いとなりました。昨年までと違って数合わせのチームが途中でリタイアしなくなったので、1回のクラッシュで40位前後まで落ちてしまいます。これにより1ミスも許されない緊張感がある争いになりました。

下位チームのマシンが最後まで走り切るとなると、次のラウンドは更に厳しい戦いとなります。
カンザス・シャーロットの2レースで20点~30点の大量アドバンテージを築いても、最後のタラデガでクラッシュどころかパックを外されただけで逆転されるわけです。
それゆえカンザス・シャーロットで何としても勝利が欲しいわけですが、誰が勝ち抜けるでしょうか。
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